ページトップへ

BLOG ブログ

全米で住みたい街No.1と言われるポートランドを5泊7日で視察する、日本賃貸住宅管理協会主催

「アメリカ賃貸管理業視察ツアー」に参加 させていただきました。

内容が濃かった事もあり、数回に分けてお届け致します。

日本出発から9時間後 ポートランド空港到着

 

今回は、改めてアメリカと日本の賃貸システムや不動産のシステムの違いや背景も学ぶ事が出来ました。

この旅を通じて、日を追うごとに根本的な違いがわかってきた気がします。

例えば、アメリカでは一生のうち7~8回引っ越しをするという国民性があり、入居期間も短いのが特徴。

賃貸の平均居住期間は全米平均で約1年7カ月ほど。等、一般的に家主=投資家 という概念が当たり前。

そういった事が背景にあり、アメリカで仲介業は存在していない。等

良い悪いは別にして、そもそもの国民性の違いや風土の違い、考え方の違いがありそのうえに成り立っているのだと痛感しました。

 

 まず、1日目はオレゴン州 ポートランドのベースとなるお話を聞いたり、魅力的な所を体験。

★ポートランドの良いところ★

①人 → 流入者数が多い 

②気候 →夏場エアコンの必要が無い 32度を超える日が11日間のみ  冬は氷点下日がわずか4日のみ

すごしやすい気候 湿度も少ない 自然災害も滅多にない

③自然環境 山(マウントフッド 標高3,425m)、川(コロンビア大河)、アウトドアスポーツ

 

ポートランドは、オレゴン州最大の都市である。日本の本土と四国を合わせたくらいの広さがオレゴン州のサイズ。そこに横浜市の人口約380万人ほど(ちなみに京都府の人口約260万人)の人たちが住んでいる。人口密度の低さを考えたら、人がいなくてひっそりした印象を受けるのは、あるいはあたり前なのかもしれない。慣れてくると、この少なさに居心地の良さを感じるようになる。ポートランドだけで見ると、人口は約63万人。広さは、横浜市より小さいくらい。

緯度が、北海道の稚内と同じ(緯度45.40)しかしながら、地中海性気候のため日中の気温は、18度ほど。

ハワイ周辺から太平洋を北上する暖かい黒潮の影響で、真冬に一日中氷点下になる日は、平均して4日間しかない。逆に夏場でも、32.2度を超える日は、平均11日程度で、ポートランドで、エアコンを備えている家は全体の1割にも満たないそう。雨も多いと言われているが、年間総雨量は、940mmと東京よりも少ない。

オレゴン州は、23の日本の自治体と姉妹都市関係を結んでおり、親日家が多いことでも知られる。中でもポートランドと札幌市の関係は、1959年からと古い。

 

雄大な自然、綺麗な滝を3件はしご

 

お昼ごはんは、エッジフィールドという建物でそこのパワーステーション跡を再利用した飲食店でいただきました

 

そのあとはポートランドの街並みを見る事が出来ました。

 

兎に角、最初に感じた事、

人が少ない(程良い)

デザインに圧倒される

いちいちお洒落

路駐が多い

日本車が多い

という単純な事でした。

この時は、まだ知らなかったポートランドの”街づくりの考え方”

しかし、ここにもポートランドのまちづくりの要素がしっかりと根付いていました。

vol.2に続く・・・・