ページトップへ
経営理念

会社紹介経営理念

使命

借家への執着とあこがれ

建築関係の会社を辞めて独立し、商売を始めた父の「自分で会社をつくって仕事をすることは楽しいこと」という教育の元に育ちました。親が起業してゼロからの出発は、家族の生活は借家からのスタート、でもありました。

「自分の家を知られたくない。家を見て貧乏だと思われたくない。友達を家に呼べない。」というコンプレックス。「大きい家に住みたい。」という欲求。そして「大人になったら絶対に起業する。」という意欲。たくさんの気持ちを持ち続けた幼少期でした。

不動産業界に入ればそれらが叶う、とは思っていませんでしたが、借家への執着が根底にあって、この業界に飛び込んだことは間違いありません。

不動産業界に就職したばかりの頃、自分が幼少期に住んでいた家と同じような古い借家がまだまだ多く残っていることを知りました。ある母子家庭が住まわれていた二間のアパート。狭い部屋の真ん中に大きな勉強机を置いて勉強しておられる真面目なお嬢さんの姿を目にした時、激しい衝撃が走りました。

日本では長らく戦後の住宅難の時代があり、賃貸住宅は貸し手市場でした。決して怠けて生活に困窮しておられるわけではないのに、賃貸住宅を借りるにあたって多くの差別が存在しました。

不動産業界に身を置いた者として、選択肢をもたないお子さんの住環境をはじめ、多くの人が少しでもいい住環境に住めるよう貢献していきたいと強く心に誓いました。賃貸住宅の最低のレベルを上げていきたい。これは日本全体の課題でもあると思うのです。

私には、幼少の頃に住んでいた借家に対するコンプレックスから心に強く刻まれた思いがあります。この私のコンプレックスから、のぞみハウジングの理念は始まっています。

のぞみハウジング経営理念

「信念」を見る

経営理念