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祇園祭

公開日:2026/07/18(土) 更新日:2026/07/18(土) 日常

祇園祭は「疫病退散」を願って始まった祭り

京都の夏の風物詩として知られる祇園祭。その始まりは、今から約1,100年以上前の平安時代にさかのぼります。

西暦869年(貞観11年)、全国で疫病や災害が相次いだことから、人々は災厄を鎮めるために神事を執り行いました。国の数を表す66本の矛(ほこ)を立て、現在の八坂神社の祭神である牛頭天王(ごずてんのう)に疫病退散を祈願した「祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)」が、祇園祭の起源とされています。

その後、この神事は京都の町衆によって受け継がれ、豪華な山鉾(やまほこ)が巡行する現在の祇園祭へと発展しました。山鉾は「動く美術館」とも呼ばれ、美しい懸装品や伝統工芸の数々が国内外から多くの人々を魅了しています。

祇園祭は単なる夏祭りではなく、「人々の健康と平穏な暮らしを願う」という想いが受け継がれてきた伝統行事です。約1,100年もの間、時代が変わっても続いてきた背景には、地域の人々が京都の文化と暮らしを大切に守り続けてきた歴史があります。

京都で暮らす魅力は、こうした歴史や文化を身近に感じられることにもあります。地域に根ざした伝統行事を通じて、京都という街の奥深い魅力を改めて感じてみてはいかがでしょうか。

 

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